短歌人6月号 会員2
2010年 05月 27日
気がつけば尿意だけが春の夜の吾が存在を知らしめている
米山和明
誰が吾に付けたる鈴か脳(なずき)吹く風は昨夜からずっと止まざる
堀口澄子
幼い頃、熱を出し頭が痛く寝ていると、祖母が「なずき押さえてやるからな、、、」と言って頭に手を当ててくれた記憶がある。
「なずき」ってどこかの方言かと思っていたら、「頭」を表す古語だったんですね。
子供の頃の記憶がぱーっと蘇ってきました。
by kanitachibana | 2010-05-27 22:22 | 短歌 | Trackback(2) | Comments(0)