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5月31日 神奈川新聞   

<神奈川歌壇>
どれくらい北へ進めばふる里の町見ゆるかと地図広げたり
                         泉区 北井太刀子

母に似ぬわが顔なれば迷ひなく父似と思ふ父を知らねど
                       葉山町 中島やさか

従兄の名呼びて手招く老い母にごぶさたですと甥を演じき
                         二宮町 原 新平


<神奈川柳壇>
思い出が語り尽せぬ母のひざ
     横浜南区 久間木巖

駅アナの癖も覚えた待合わせ
     多摩区 加藤太美治

<神奈川俳壇>
刈り残したる十薬の花ざかり
     葉山町 中島やさか

ひかがみの風こそばゆき立夏かな
          横須賀 鏡渕和代

晩鐘(ばんしょう)も濡れて山路の春しぐれ
                中区 豊里友昌

初つばめ見たりと記す農日記
         藤沢 伊東 清

山いくつ越えきし風や菖蒲池
       箱根町 桐谷綾子

一湾の海光切って鱚を釣る
       三浦 吉原博義

麦秋の丘に残れる掩体壕
       三浦 秦 孝浩

by kanitachibana | 2015-06-07 15:58 | 俳句 | Trackback(31) | Comments(0)

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