無窮(むきゅう)を指さす 北斗の針と
2017年 07月 08日
なんともかっこいいフレーズである。ご存知の唱歌<冬の星座>の一節だ。
無窮は果ての無いもの、無限を表すようだ。ここでは北極星を指しているのだろう。
心地よいリズムで口ずさむと、いつのまにか自分がそれらしい人になってしまったよ
うな気がしてくる。お酒がはいるとなおさらである。
いまなお口にされている唱歌は、ようくその歌詞をながめてみると、まさに言葉の
宝箱みたいである。昔はなんとも思わなかったものが、今聞くと言葉がむくむくと
立ち上がってくる。熟成されるべきは言葉ではなく、聞き手、読み手にあるのだろう。
<冬の星座>
堀内 敬三 作詞
W・S ヘイズ 作曲
by kanitachibana | 2017-07-08 21:39 | 俳句 | Trackback(19398) | Comments(0)







































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































