人気ブログランキング | 話題のタグを見る

11月21日讀賣新聞 よみうり文芸   

<俳句>
遥(はる)か行く人あり野路の秋なりし
         港南区 竹村 清繁
 絵画のような情景が目に浮かんでくる。句跨がりも巧みで、野路のゆるやかさ、秋の静かな時の流れが見事に表現されている。

噴水の傍(そば)秋風が立っていた
      横須賀市 竹山 繁治

破蓮(やれはす)のこすれる音や夕ごころ
       相模原市南区 山本 雅子

白鳥の一陣の声越の晴れ  
  戸塚区 矢沢 寿美
 越の国は雪の多い所と聞く。一陣の声に、自然のきびしさと強い生命力が感じられる。



<川柳>
意地がある靴が揃(そろ)えて置いてある
          中央区 飯田サイコ

アンパンの臍(へそ)に沈めた独り言
       小田原市 内田 政竜
 小田原にはおいしいアンパンがあるという。その辺の情報もふまえて、「うまい!」と膝を打ってしまう。







by kanitachibana | 2020-11-22 16:37 | 俳句 | Trackback(5079) | Comments(0)

<< 一本だけ揺れる草 10月13日 讀賣新聞 >>